概 要・・・ボルボ240は、スウェーデンの自動車メーカー「VOLVO」が1974年から1993年の長きに渡り生産したセダン、並びにワゴンです。当所はドアの枚数に合わせて242、244、245とされていましたが、1980年以降は全タイプが240に統一されました。特に安全性を追求したことから『世界一安全な車』と呼ばれ、1981年にはターボチャージャーエンジンが、1984年にはインタークーラーが追加されました。
極めて大人しいルックスのボルボ240ですが、サーキットではDTM、ETCなどで常勝し、日本のインターTECでも優勝するなどの輝かしい経歴を持っています。四角いボディと、縁石で跳ね上がりながら走る姿から『空飛ぶレンガ』という異名を持っていました。
イラストは1986年DTM(ホッケンハイム)優勝車、2ドアセダン(GrA)のデフォルメタッチです。