概 要・・・スズキジムニーLJ10(初代モデル)は、スズキ自動車工業(現 スズキ)が1970年から1972年まで生産販売した本格派の軽四・パートタイム4WDです。
ジムニーの開発経緯は、更に遡ること1967年にオート三輪製造の先駆者でもあったホープ自動車が開発した「ホープスターON型4WD」(以後ホープスター)の製造権を、現在のスズキの会長である鈴木修氏が社内の反対を押し切って買い取ったところから始まりました。
ジムニーのプロトタイプとも言えるホープスターでしたが、パーツ類が他社からの流用であったため、スズキによって大幅な変更がなされました。
高い運動性能はそのままに、キャリーのエンジン、ミッション、その他の既存パーツを多用することで価格を抑え、ボディデザインもスポーティーなものに一新してデビューするやいなや、高い運動性能と販売コンセプトが「それまでにない四駆自動車」ということで市場に高評価され、販売面での商的成功へと繋がりました。
当時のキャッチコピーは「自然に挑戦する男のくるま」「男の相棒☆ジムニーの」「最前線志願」というものでした。
ジムニーは、現在も4代目として高い人気を得ています。
イラストは、初代ジムニーの初期型(空冷2サイクル・2気筒)の悪路走行シーンです。
このイラストはフリー素材ではありませんが、画像データでの販売が可能ですので、ご希望の方はお気軽にお声がけください。