概 要・・・コンパーノスパイダーは、既に販売していたコンパーノベルリーナ(1963年~1970年)のルーフを切り落とす形で1965年から1968年まで生産販売されたオープンモデルです。
シャシーの基本構造はコンパーノと同一のラダーフレームのままでしたが、エンジンは800cc(FC型)から、1000ccへとアップされたFE型へと変更され、更にキャブレターをソレックス製のツインキャブに換装することで、スポーツモデルとしての位置づけとなりました。室内装備はベルリーナデラックスとほぼ同じ仕様でしたが、タコメーターが追加された点と、ソフトトップの格納対策で4人乗りになった点がが異なります。
1967年には、フロントブレーキのディスク化、エンジントルクのUPが施されるなどのマイナーチェンジを受けましたが、トヨタ自動車と業務提携されたことにより、1968年に販売が終了されました。
イラストはマイナーチェンジ前のモデルです