概 要・・・セリカ2000GT(RA45)は、初代ダルマセリカに次ぐ2代目のモデルとして、1977年に登場しました。同時期に開発されたカリーナとプラットフォームを共用していますが、このセリカは2ドアクーペ、2ドアリフトバックのみのラインナップとなっています。
ボディデザインは、トヨタアメリカのデザインオフィス「キャルティデザインリサーチ」が担当し、初代よりも更に空力を意識したスタイリングとなりました。
昭和53年排ガス規制適合以前のエンジンは、2T-U型(1600cc・OHV・シングルキャブ)、12T-U型(OHV・シングルキャブ)、2T-GEU型(1600cc、DOHC・EFI)、3T-U型(1800cc・OHV・シングルキャブ)、18R-U(2000cc・SOHC・シングルキャブ)、18R-GU(2000cc・DOHC・ソレックス製ツインキャブ)となっており、初代では存在した2T-G(1600cc・DOHC・ソレックス製ツインキャブ)はラインナップから外れました。
1977年終盤以降は、3T-U型が13T-U型に変更、3T-EU型(1800cc・FEI)が追加、18R-GU型がEFI化され18R-GEUとなり、18R-U型が21R-U型へと変更されました。
イラストは、初期型の2000GT(キャブレター仕様)のクーペボディで、上がホイールをレーシングフォージに換装した仕様、下が標準ホイール仕様のデフォルメ画です。