概 要・・・ 1960年代半ばにルマン出場を目的に開発が始まったXJ-13は今までの直6エンジンに代わりV12(5000cc)/DOHCエンジンを搭載するプロトマシンとして1967年に試作車を完成させました。しかし、ジャガーカーズの経営難、シャシーの問題発覚等の事情から開発は頓挫、更にルマンのレギュレーションの変更(グループ6の3000cc化など)により結局参戦は叶いませんでした。
その後長い期間倉庫保管された後に、エンジンをSOHCに変更しサーキットでプロモーション撮影を行った際にクラッシュ、大破してしまいました。現在はほぼ完全な形で修復された状態で、コヴェントリーにあるジャガー工場内の博物館に展示されています。
イラストは修復後のXJ-13で、カラーはブリティッシュレーシンググリーン、ボディの繋ぎ目のリベットで特徴を出してみました。