概 要・・・セリカリフトバック2000GTは、トヨタ自動車が1970年12月から生産販売したセリカクーペに次いで、1973年4月に追加されたモデルです。(通称:エルビー)
クーペボディとの外観的な違いは、全長が50mm延長されたことにより、ホイールベースはそのままで前後のオーバーハングが長くなり、全高も30mm低く設定され、更に一番の特徴として、ルーフからリアエンドにかけて斜めに配置されたリアハッチ、横5列に配置されたリアコンビネーションランプ、ボンネットの先端を延長してバンパーとほぼ垂直にされたフロントグリル(初期のクーペボディの前方に向けて斜めに尖った形状のサイドマーカーに対して、ほぼ四角形の形状となり、やや潰れた顔つきになりました)といった部分かと思います。
車内に関しましては、搭乗者数がクーペボディの5名から4名へと変更されました。
エンジンは2000cc(RA25・DOHC/18R-G・SOHC/18R)1600cc(TA27・DOHC/2T-G・OHV/2T-B)が用意され、1400cc(OHV)はラインナップから外されました。
イラストは、初期型の2000GTの3色、3仕様です。