概 要・・・A112アバルトは、1969年から生産販売されていたA112シリーズに、1973年に追加されたモデルであり、フィアットの市販車にアバルトのネーミングが付された最初のモデルでもあります。当初の標準モデルは、903ccエンジンでしたが、1973年に982ccエンジンを搭載したアバルトが追加され、更に1974年に1050ccエンジンを搭載したモデルが追加されました。
よって、A112アバルトは982ccモデルと、1050ccモデルが存在することになります。
そして、1974年には、ピニンファリーナによるマイナーチェンジが実施されました。
イラストは、A112アバルトの中でも人気の高かった、マイナーチェンジ後の1050ccモデルで、ホイールをクロモドラに、ドアミラーをビタローニのベビーターボに換装した仕様です。