概 要・・・ジープチェロキーは、アメリカンモータース(AMC)が、ワゴニアのスポーツバージョンとして1974年にシリーズ化した4WDです。当初は2ドアモデルのみで設定でした。
その後、AMCはクライスラー社に買収され、クライスラーが社ダイムラーベンツと合併するなど、メーカー名の変更がありましたが、現在(2023年)はフィアットの傘下(フィアット クライスラー オートモビルズ)となり、現在もシリーズは継続されております。
今回のイラストのモデルは、シリーズ2代目となる「XJ」の日本仕様となりますが、XJは1984年から2001年まで生産販売されており、何度かのマイナーチェンジが行われました。
初代のSJとは異なりモノコックボディが採用されましたが、エンジンは従来の直4、またはV6の2リッタークラスが搭載されていました。
日本にも一部の仕様車が輸入されていましたが、1987年に直6・4リッターエンジン(175ps)が搭載され、今までの非力感は払拭されることになり、更に1991年には190馬力の新エンジン(E-7M型)が搭載されました。
1993年からホンダが販売チャンネルに加わり、日本には右ハンドルの4ドアモデルが正規輸入されました。その後、1997年のマイナーチェンジで、ボディの角が丸みを帯びるなど、内外装が変更されました。
イラストのモデルは、1995年式のスポーツのリフトアップ仕様で、標準ホイールのデザインを踏襲し創作した3ピースアルミホイールに換装した仕様のデフォルメタッチです。