概 要・・・ 280SE(4ドアセダン)は、当時のアメ車のデザインに見られる「テールフィン」を擁していたため「ハネベン」というニックネームで呼ばれることもあり、ボディタイプはこの4ドアセダンの他に、2ドアクーペ、2ドアコンバーチブルが用意されていました。
そして、最後のハンドメイドモデルであり、最初のタテ目モデルでもあります。
1968年の4ドアセダン生産終了後も2ドアクーペと2ドアカブリオレは生産が続けられ、1969年には3.5リッターV型8気筒エンジンを搭載した280SE・3.5クーペとカブリオレが追加され、次モデルのW108と併行して1971年まで生産されました。
イラストは1970年式3.5クーペのEU仕様(上)とUS仕様(下)です。
直6エンジン比べ、高さが低いV8エンジンによってボンネットの高さも抑えられ、同時にグリルの横幅が広げられています。