概 要・・・ 1960年代のフォード社は小型車メーカーという企業イメージ払拭のため、1964年にイギリスのローラGTをベースとした「フォードGT/MkⅠ」を製造し、ル・マン24時間レースに参戦しましたが、結果はリタイヤに終わりました。
当所のマシンはフォード社製V8・4.7ccエンジン(350馬力)でしたが、1965年にフォード・アドバンスド・ビークルズ社(英国)に代わってシェルビー社がレースをマネージメントし、ル・マンに参戦、結果はリタイヤで終わりました。
そこで、翌年1966年のル・マンではシェルビー社製V8・7.000ccエンジン(427cu.in)を搭載し、更に空力対策を強化したMkⅡによって1~3位を独占しました。
イラストは1969年のル・マン優勝車(ゼッケン6)です。